ミステリーな要素がふんだんにあり、謎解きの楽しみもしっかりとありつつ、それだけでない魅力がある『ミステリと言う勿れ』。
今回は、7巻のご紹介になります!
CONTENTS(コンテンツ)
7巻のコンテンツは…
- Episode10…嵐のアイビーハウス
- Episode10‐2…嘘をできるだけ
- Episode10‐3…嘘をひとつだけ
- おまけのたむたむたいむ
になります。
・Episode10 山荘謎解きミステリーナイト
あらすじ
久能整は大学教授の天達から、友人の別荘で行われるパーティーの手伝いを頼まれる。
ツタの絡まる別荘に集まった面々が始めたのは、謎解きミステリーナイトだった。
そこで出されたお題は、5年前、この別荘の2階から転落して亡くなったある女性の謎だった…
登場人物
整が通う大学の准教授で心理学専門の 天達
整と同じく手伝いを頼まれた大学生 相良レン
天達と高校の同級生で江利河市役所・市民課勤めの 橘高勝
別荘の主で天達、橘高と同級生で友人の 蔦 通称アイビー
アイビーがサイトで知り合い、謎解き会に招待された二人 デラ と パン
みどころ
ミステリと言う勿れ7巻 5ページ
誰のものなのか分からない内語を繰り返し、読者に印象付けてサスペンス感充分!
今回も、難しいトリックを解き明かすというよりは、登場人物の態度やちょっとした言動が事件を紐解く要素になっていて、読者を巻き込んで考察させるように読ませられます!
謎が解けたと思いきや、まだその先に事実が隠されていて、最後につながりゾクッとします。
相変わらず2段構えの真相解明が面白い!
まとめ
7巻まるごと、山荘ことアイビーハウスでの謎解きミステリーナイトとなっており、読み応え充分!
全ての謎が解けてから再読すると、天達の「そうだね やっと ふっきれた」の表情と言葉の意味が分かって、哀しみが増します。
結末は相変わらず、重いものがあるけれど、やはり面白いこと間違いなし!
コメント