6月7日~9日の間に複数のASP会社から【ご連絡】または【重要】などから始まる『改正電気通信事業法施行に伴う外部送信規律についてのお知らせ』のメールが届きました。
その内容は…
といったもの。
外部送信規律とは
ウェブサイト利用者の端末からASPのような外部システムに対して利用者に関する情報を送信している場合、サイトの運営者は該当の送信先事業者や情報の種類、目的について説明する事を義務付けるものとなる、との事。
また、上記のような情報送信を「情報送信指令通信」というとの事です。
詳細は下記の総務省ウェブサイト、資料から確認できます。
必要な対応は⁇
「情報送信指令通信」を実施しているウェブサイト運営者は、以下の1,2,3の ”いずれか”の対応を行っていただく必要があるとの事。
アフィリエイトサイトの特性上、「対応1:(公表)」が適当と思いますが、運営者の判断で対応方法を検討していきます。
対応1:(公表)利用者に通知又は利用者が容易に知り得る状態に置く
サイトの利用者に対して、外部送信を行っている旨を知らせる対応となります。
以下はサイトに掲載する際の内容例。
なお、掲載する際は、文字の拡大・縮小の操作を行うことなく、適切な大きさで表示することが要求されています。
設置場所
利用規約や運営者ページ、もしくは広告掲載面など利用者が容易にアクセスし確認できるページ。
掲載内容
(例)当サイトでは成果報酬型広告の効果測定のため、利用者の方のアクセス情報を外部事業者に送信しております。当該の情報は個人を特定する情報ではございません。また当該の情報が目的外利用される事は一切御座いません。
1.送信される情報の内容
- 成果報酬型広告の表示日時
- 成果報酬型広告のクリック日時
- 成果報酬型広告の計測に必要なクッキー情報
- 成果報酬型広告表示時及び広告クリック時のIPアドレス
- 成果報酬型広告表示時及び広告クリック時に使用された
- インターネット端末およびインターネットブラウザ-の種類
2.送信先となる事業者の氏名又は名称
株式会社●●
3.利用目的
成果報酬型広告の効果測定および不正防止のため
対応2:(同意取得)
サイト利用者の方から、チェックボックス等で明示的に外部送信に対する同意を取得する。
対応3:(オプトアウト措置)
外部送信に対するオプトアウトを用意し、オプトアウトした利用者にはアフィリエイトによる成果計測を行わないようにします。
収益目的なら企業、個人問わずほとんどのWebサービス・スマホアプリが対象ということで、広範囲に対応が必要となりそうです。
参考にさせていただいた情報
今回の2023年6月16日に改正電気通信事業法が施行されることについて、様々な情報や、対応の仕方などを参考にさせていただいた方々です。ありがとうございます。
16日から始まる「#改正電気通信事業法」の対応は終わっていますか?
— 🐶こまめ│ブログ・SEO対策│専業ブロガー7人を率いるプロAIオペレーター (@komame_pro_affi) June 14, 2023
念のため対応しておいた方が無難です
「プライバシーポリシー」に必要な文言を追加する形か「広告ポリシー」を新たに固定ページで作って(フッターにリンク先を記載)対応するのが良いかと思います。
【参考例】
広告ポリシー…
個人で利益を上げる目的でブログやアフィリエイトサイトを運営されている方へ
— Yuichi Ota / 太田祐一 (@yuichiota) June 8, 2023
6月16日に施行される改正電気通信事業法の第三号事業者として外部送信規律の対象となります。
(Amebaブログやnote等のプラットフォームを利用している場合は対象にはなりません。)
概要と対応方法を下記します。
(1/n)
【改正電気通信事業法】への対応として当ブログに記載したことのまとめ
今回、当ブログでは「広告ポリシー」を新たに固定ページで作って(フッターにリンク先を記載)対応しました。
このことで、自分のブログを客観的に観る機会となりました。今後、更に必要であれば手を加えて対応していきたいと思います。
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