#学校入試に出題

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小説・文学

『たまごを持つように』(まはら三桃・著)レビュー|不器用な一歩が道になる、弓道青春ストーリー

九州の中学校弓道部を舞台に、不器用な早弥・天才肌の実良・ハーフの春が全国大会を目指して成長していく青春小説『たまごを持つように』。努力と才能のせめぎ合い、スランプや友情の揺れを、弦音のように静かでまっすぐな筆致で描いた一冊。
小説・文学

『君たちは今が世界』(朝比奈あすか・著)レビュー|教室という「世界」を生き抜く痛みと回復のリアリズム

学級崩壊寸前の教室で揺れる小学生たちの心と、親や教師の影が交差する連作。言葉の暴力、カースト、SNSの余熱——“今が世界”な彼らの痛みと小さな回復を、私は息を詰めて見届けました。
小説・文学

『晴れた日は図書館へいこう』(緑川聖司・著)レビュー|なぜ本好きの心をこんなにも温めるのか?

本と図書館をこよなく愛する小学五年生・茅野しおりが、司書のいとこや同級生とともに“日常の謎”に向き合う連作短編集『晴れた日は図書館へいこう』レビュー。優しさと少しの現実を併せ持つ物語から、本の力とことばの核心にそっと触れました。
【特集】おすすめ本

【入試出題本より厳選】図書館・図書室・本屋さんが舞台の小説12選

本好きの中学生・高校生に向けて、入試出題本から厳選した「図書館・図書室・本屋さん」が舞台の小説12冊を紹介。本との出会いが人生を変える名作ばかり。読書好きに響くおすすめリスト。
小説・文学

『人間タワー』(朝比奈あすか・著)レビュー|揺れる「伝統」と心の塔が崩れ落ちる瞬間

運動会の組体操「人間タワー」をめぐり、子ども・教師・親・地域の視点から描かれる群像劇。崩れゆく塔に映るのは、誰の心にもある葛藤と希望。朝比奈あすかが描く現代の“教室の現実”。
エッセイ・ノンフィクション

『記憶する体』(伊藤亜紗・著)レビュー|障害と身体の「ローカルルール」から人間を考える一冊

『記憶する体』は、視覚・聴覚障害や幻肢痛など11人の「体のローカルルール」を通して、人間の身体と記憶の不思議さを見つめ直す一冊です。障害の有無を越えて、自分の体との付き合い方を考えさせられる知的で刺激的なノンフィクションでした。
小説・文学

『みなさんの爆弾』(朝比奈あすか・著)レビュー|境界の外側で火花を散らす、6つの“偏愛”と回復の物語

女子校の憧れからサイコな親子、作家の仕事と育児、教室の理不尽まで。質感の異なる6編が“見えない爆弾”を照らし、私たちの日常に潜む痛みと希望を可視化する短編集です。
小説・文学

『カラフル』(阿部暁子・著)レビュー|「世界がカラフルであること」は本当に幸せと言えるのか?

車いすユーザーの女子高生・六花と、怪我で走ることを諦めた元トップランナー伊澄。強歩会をめぐるクラス討論や「無自覚の差別」と向き合う中で、世界の色を取り戻していく青春小説『カラフル』の感想と見どころを丁寧にレビュー。
小説・文学

『透明なルール』(佐藤いつ子・著)レビュー|なぜ私たちは「空気」に縛られていることに気づけないのか?

中学二年生の優希が、「同調圧力」という透明なルールに気づき、自分の言葉を取り戻していく物語『透明なルール』。空気を読み過ぎて苦しくなったことがある人にこそ届けたい、思春期と成長の物語。
小説・文学

『お探し物は図書室まで』(青山美智子・著)レビュー|本はどんな瞬間に私たちの背中を押すのか?

人生に迷いを抱える5人が、小さな図書室で司書・小町さんの「何をお探しですか?」の一言に導かれ、本との出会いを通して一歩を踏み出していく物語。そっと背中を押されるような優しさと、気づくことの力を感じられる温かな一冊です。
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