#人との絆を感じる

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小説・文学

『カラフル』(阿部暁子・著)レビュー|「世界がカラフルであること」は本当に幸せと言えるのか?

車いすユーザーの女子高生・六花と、怪我で走ることを諦めた元トップランナー伊澄。強歩会をめぐるクラス討論や「無自覚の差別」と向き合う中で、世界の色を取り戻していく青春小説『カラフル』の感想と見どころを丁寧にレビュー。
小説・文学

『人魚が逃げた』(青山美智子・著)レビュー|銀座の歩行者天国で人生の物語が動き出す

『人魚が逃げた』は、銀座の歩行者天国と「人魚姫」をモチーフにした連作短編集です。謎の王子の「人魚が逃げた」発言をきっかけに、5人の男女の人生が静かに動き出す――誤解やすれ違いを越えて、自分の本音と向き合う物語。
小説・文学

『カフネ』(阿部暁子・著)レビュー|なぜ「誰かと食べるご飯」は傷だらけの心をつなぎ直すのか?

弟の急死と離婚で生きる気力を失った薫子が、弟の元恋人・せつなと家事代行サービス「カフネ」で他人の暮らしに寄り添う中で再生していく物語。料理と食卓を通じて、「誰かと生きる」ことの痛みと温かさを思い出させてくれる一冊でした。
小説・文学

『きみの話を聞かせてくれよ』(村上雅郁・著)レビュー|なぜ「話を聞いてくれるだけ」の存在が心を救うのか?

中学校を舞台に、7人の語り手が入れ替わりながら、すれ違いだらけの人間関係と「自分らしさ」の揺らぎを描く連作短編集『きみの話を聞かせてくれよ』。ただ隣で話を聞いてくれる誰かの存在が、どれほど強力な支えになるのかを実感できる一冊。
メディア化・小説

『プリンセス・トヨトミ』(万城目学・著)レビュー|なぜ「大阪国」の荒唐無稽な秘密に、こんなにも胸が熱くなるのか?

大阪に「大阪国」という極秘組織が存在したら? 会計検査院VS大阪国の攻防を軸に、世代愛・親子愛・土地への愛が交錯する歴史ファンタジー『プリンセス・トヨトミ』を、物語の熱と大阪愛に浸りながらじっくりレビュー。
小説・文学

『教室に並んだ背表紙』(相沢沙呼・著)レビュー|なぜ「居場所のない背中」に物語はそっと寄り添ってくれるのか?

中学校の図書室を舞台に、教室に居場所を見つけられない6人の少女たちが、本と学校司書の“しおり先生”に出会い、少しずつ世界を取り戻していく連作短編集『教室に並んだ背表紙』。中学時代の息苦しさと、物語がくれる静かな救いを振り返りながらレビュー。
小説・文学

『わたしの知る花』(町田そのこ・著)レビュー|人生のタイミングは戻せるの?

公園に現れた黒づくめの老人・葛城平に惹かれた高校生の安珠。距離が近づいた矢先に訪れる死。残されたノートを辿るほど、平の壮絶な過去と「花」に込めた想いが浮かび上がる。切なくも温かな連作。
本屋大賞受賞作

『夜のピクニック』(恩田陸・著)レビュー|静かな一日が変えていく、痛みと和解の青春物語

恩田陸『夜のピクニック』は、全校生徒で80kmを歩く「歩行祭」を舞台に、異母兄妹の二人が静かな一日を通してわだかまりを溶かしていく青春小説。大きな事件はないのに心が揺れる、痛みと再生がにじむ名作の魅力をレビュー。
小説・文学

『木曜日にはココアを』(青山美智子・著)レビュー|心がほっと温まる“つながり”の物語

青山美智子『木曜日にはココアを』は、喫茶店を舞台にした連作短編集。何気ない言葉や行動が人をつなぎ、心を癒やす。読後、世界が少し優しく見える温かい一冊です。
メディア化・小説

『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎・著)レビュー|信頼と習慣が命をつなぐ逃亡劇

首相暗殺犯に仕立て上げられた青年・青柳雅春が、巨大な陰謀に追われながら「信頼」と「習慣」によって生き延びようとする姿を描く長編小説。伏線の緻密さと人間ドラマの深さが胸を打つ、伊坂幸太郎の代表作。
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