小説・文学 『本を守ろうとする猫の話』(夏川草介・著)レビュー|なぜ「本には力がある」という一言がここまで心を揺さぶるのか? 本には力がある――そのシンプルなフレーズを、ここまで強烈に心に刻む物語はそう多くないと感じました。迷宮のようなファンタジーを通して、「読むこと」「考えること」「生きること」の関係をやさしく、しかし容赦なく問い直してくる一冊です。 2025.12.05 SF・ファンタジービジネス・教養小説・文学
ビジネス・教養 『高速読書』(上岡正明・著)レビュー|読書は速さより目的で変わるのか? 『高速読書』は、ただ早く読むための本ではありません。目的を定め、知識を行動に変えるための読書法を提示します。積読に悩む人や、読書を仕事や学びに活かしたい人にとって、実践的なヒントが詰まった一冊です。 2026.01.01 ビジネス・教養
小説・文学 『虹いろ図書館のへびおとこ』(櫻井とりお・著)レビュー|なぜ図書館は「逃げ場」から居場所になるのか? いじめがきっかけで不登校になった小学生・ほのかが、古びた図書館と“へびおとこ”と呼ばれる司書に出会い、少しずつ自分を取り戻していく物語です。本と人に救われる過程を丁寧に描いた一冊から、「逃げてもいい」「それでも生きていく」というメッセージを読み取りました。 2025.12.12 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ
小説・文学 『鍵のない夢を見る』(辻村深月・著)レビュー|“普通の女の子”が一線を越える瞬間のこわさ 『鍵のない夢を見る』は、地方に暮らすごく普通の女性たちが、少しずつ歯車を狂わせて犯罪へと踏み出してしまう短編集です。読んでいて胸がザワザワするのに、ページをめくる手は止まらない、人間の「ずれ」と欲望をえぐる直木賞受賞作でした。 2025.11.16 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ
ビジネス・教養 『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(上岡正明・著)レビュー|速さより定着が変わるのか? 『死ぬほど読めて忘れない高速読書』は、1冊を短時間で3回読み、アウトプットで定着させる読書法を提案します。目的を持って読む、要点をつかむ、行動に落とす流れが具体的。積読を減らし、学びを仕事や勉強に活かしたい人に向く一冊です。 2026.01.01 ビジネス・教養
小説・文学 『二人一組になってください』(木爾チレン・著)レビュー|その一言は誰を殺すのか? 女子高の卒業式直前、「二人一組になってください」から始まるデスゲームが開幕。スクールカースト、いじめ、無自覚の悪意が暴かれる中で、彼女たちは誰と手をつなぐのか。 2026.01.24 サスペンス・ミステリー小説・文学
小説・文学 『人魚が逃げた』(青山美智子・著)レビュー|銀座の歩行者天国で人生の物語が動き出す 『人魚が逃げた』は、銀座の歩行者天国と「人魚姫」をモチーフにした連作短編集です。謎の王子の「人魚が逃げた」発言をきっかけに、5人の男女の人生が静かに動き出す――誤解やすれ違いを越えて、自分の本音と向き合う物語。 2025.11.15 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ