小説・文学 『別れを告げない』(ハン・ガン・著)レビュー|なぜこの物語は哀悼を終わらせないのか? 済州島4・3事件を背景に、過去と現在、生と死が交錯する物語。読むほどに身体が冷えていく感覚と、美しく静かな文章が心に刻まれる。忘れてはならない歴史を小説として受け取る体験を綴るレビュー。 2025.12.23 小説・文学歴史・伝記
小説・文学 『鎌倉うずまき案内所』(青山美智子・著)レビュー|過去へ遡る“縁”の物語に心がほどける瞬間 青山美智子『鎌倉うずまき案内所』は、平成から昭和へと時間を遡る連作短編集。人々の縁と優しさが螺旋のように重なり、読後に温かな光を残す物語です。 2025.11.08 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ
小説・文学 『傲慢と善良』(辻村深月・著)レビュー|結婚は誰のためなのか? 婚約者が突然失踪する「婚活×ミステリー」から始まり、傲慢と善良の紙一重を容赦なく突きつけてくる一冊。母娘の共依存や地方の閉塞感、点数化してしまう恋愛心理まで刺さる読後感を綴ります。 2026.01.15 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ
小説・文学 『月曜日の抹茶カフェ』(青山美智子・著)レビュー|“縁は種”が芽吹く、十二か月のやさしい連鎖 『月曜日の抹茶カフェ』は、京都と東京をつなぐ十二編の連作短編集。抹茶と和菓子、ささやかな言葉が人を結び、やがて物語は一周して温かな光に戻ります。心が落ち着く一冊。 2025.11.10 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ