電子書籍

スポンサーリンク
エッセイ・ノンフィクション

『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(かまど/みくのしん・著)レビュー|読書に正解はあるのか?

本を読んだことがない32歳が名作文学に初挑戦。笑って泣いて戸惑いながら進む読書体験は、読書に「正しい読み方」がないことを教えてくれます。本好きにも苦手な人にも響く一冊です。
小説・文学

『雲を紡ぐ』(伊吹有喜・著)レビュー|不器用な家族の想いは届くのか?

不登校になった少女が盛岡の祖父のもとで出会った伝統織物「ホームスパン」。糸を紡ぐ手仕事を通して、すれ違っていた家族の心も少しずつほぐれていく。言葉にできない想いが胸を打つ、静かで温かな再生の物語。
小説・文学

『海賊とよばれた男(上)』(百田尚樹・著)レビュー|なぜ、この男の生き様は時代を超えて胸を打つのか?

敗戦直後の混乱の中、すべてを失いながらも日本と仲間のために立ち上がった国岡鐵造。信念と情熱で石油事業を切り拓いた姿は、現代に生きる私たちにも深い問いを投げかけます。圧倒的スケールの歴史経済小説(上巻)レビュー。
小説・文学

『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎・著)レビュー|信頼と習慣が命をつなぐ逃亡劇

首相暗殺犯に仕立て上げられた青年・青柳雅春が、巨大な陰謀に追われながら「信頼」と「習慣」によって生き延びようとする姿を描く長編小説。伏線の緻密さと人間ドラマの深さが胸を打つ、伊坂幸太郎の代表作。
小説・文学

『spring』(恩田陸・著)レビュー|天才は何を祈り、何を捧げるのか?

天才舞踊家・萬春を中心に、踊る者、作る者、見る者の視点が交錯する長編小説『spring』。才能とは何か、芸術に身を捧げるとはどういうことかを、静かな熱量で描いた恩田陸の到達点を読み解きます。
ビジネス・教養

『本を守ろうとする猫の話』(夏川草介・著)レビュー|なぜ「本には力がある」という一言がここまで心を揺さぶるのか?

本には力がある――そのシンプルなフレーズを、ここまで強烈に心に刻む物語はそう多くないと感じました。迷宮のようなファンタジーを通して、「読むこと」「考えること」「生きること」の関係をやさしく、しかし容赦なく問い直してくる一冊です。
サスペンス・ミステリー

『二人一組になってください』(木爾チレン・著)レビュー|その一言は誰を殺すのか?

女子高の卒業式直前、「二人一組になってください」から始まるデスゲームが開幕。スクールカースト、いじめ、無自覚の悪意が暴かれる中で、彼女たちは誰と手をつなぐのか。
小説・文学

『小説』(野崎まど・著)レビュー|読むだけじゃ駄目なのか?

『小説』は、読むことに人生を捧げた一人の青年の30年を描きながら、「なぜ私たちは小説を読むのか」という根源的な問いを突きつける。読むだけでいいのかと悩んだ経験のある人ほど、強く心を揺さぶられる一冊。
歴史・伝記

『別れを告げない』(ハン・ガン・著)レビュー|なぜこの物語は哀悼を終わらせないのか?

済州島4・3事件を背景に、過去と現在、生と死が交錯する物語。読むほどに身体が冷えていく感覚と、美しく静かな文章が心に刻まれる。忘れてはならない歴史を小説として受け取る体験を綴るレビュー。
小説・文学

『禁忌の子』(山口未桜・著)レビュー|命は誰のためにあるのか?

搬送された溺死体が自分と瓜二つ――救急医が辿り着くのは医療の光と影でした。密室事件の推理の熱さと同時に、生殖医療が「子のため」にあるべきだという問いが重く残る医療ミステリです。
スポンサーリンク