電子書籍

スポンサーリンク
ビジネス・教養

『5年で1億貯める株式投資 – 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』(Kenmo・著)レビュー|再現性はどこまで信じていいのか?

元手300万円から5年で1億円を築いた個人投資家が、実際に用いた4つの投資法を公開。派手さよりも分析と継続を重視した戦略は、個別株投資の現実と覚悟を静かに突きつけてくる一冊です。
小説・文学

『八月の御所グラウンド』(万城目学・著)レビュー|青春と戦争は今の私たちに何を問うのか?

『十二月の都大路上下ル』『八月の御所グラウンド』の二編からなる、京都青春ファンタジー。駅伝と草野球の躍動感の裏側に、戦時中の若者の無念と「生きるとは何か」という決定的な問いが強力に心に刻まれる直木賞受賞作。
小説・文学

『人間タワー』(朝比奈あすか・著)レビュー|揺れる「伝統」と心の塔が崩れ落ちる瞬間

運動会の組体操「人間タワー」をめぐり、子ども・教師・親・地域の視点から描かれる群像劇。崩れゆく塔に映るのは、誰の心にもある葛藤と希望。朝比奈あすかが描く現代の“教室の現実”。
小説・文学

『HACK』(橘玲・著)レビュー|「知性の罠」と現代社会をハックする視点

橘玲の小説『HACK』は、サイバー犯罪や経済の裏側を通して「知性で社会を欺く人間」を描く。圧巻の構成と現実味に満ちた思考実験のような一冊。
本屋大賞受賞作

『海賊とよばれた男(下)』(百田尚樹・著)レビュー|日章丸事件は、なぜ日本の歴史を変えたのか?

戦後の混乱期、日本の未来を信じて突き進んだ国岡鐵造。その信念はなぜ仲間を動かし、世界を揺るがしたのか。下巻の核心である日章丸事件を通し、志と誇りが歴史を動かす瞬間を描く一冊のレビューです。
小説・文学

『月曜日の抹茶カフェ』(青山美智子・著)レビュー|“縁は種”が芽吹く、十二か月のやさしい連鎖

『月曜日の抹茶カフェ』は、京都と東京をつなぐ十二編の連作短編集。抹茶と和菓子、ささやかな言葉が人を結び、やがて物語は一周して温かな光に戻ります。心が落ち着く一冊。
小説・文学

『図書室のキリギリス』(竹内真・著)レビュー|なぜ、この小さな図書室は人の心を救うのか?

高校図書室を舞台に、残留思念を感じ取る“不思議な感受性”をもつ新米司書・詩織が、生徒たちの悩みや本の声に向き合いながら成長していく物語。本と人をつなぐ司書という仕事の尊さ、そして読書の力を優しく描くハートウォーミングな一冊です。
小説・文学

『新世界より(中)』(貴志祐介・著)レビュー|露わになる“新世界”の闇と子どもたちの選択

1000年後の日本を舞台にした『新世界より(中)』は、超能力〈呪力〉を得た人類が築いた管理社会の暗部が徐々に明かされていく巻です。失われていく仲間、消される記憶、倫理委員会の存在など、前巻で芽生えた違和感が一気に形を帯び、息をのむ展開が続きます。
本屋大賞受賞作

『カフネ』(阿部暁子・著)レビュー|なぜ「誰かと食べるご飯」は傷だらけの心をつなぎ直すのか?

弟の急死と離婚で生きる気力を失った薫子が、弟の元恋人・せつなと家事代行サービス「カフネ」で他人の暮らしに寄り添う中で再生していく物語。料理と食卓を通じて、「誰かと生きる」ことの痛みと温かさを思い出させてくれる一冊でした。
小説・文学

『本を守ろうとする猫の話』(夏川草介・著)レビュー|なぜ「本には力がある」という一言がここまで心を揺さぶるのか?

本には力がある――そのシンプルなフレーズを、ここまで強烈に心に刻む物語はそう多くないと感じました。迷宮のようなファンタジーを通して、「読むこと」「考えること」「生きること」の関係をやさしく、しかし容赦なく問い直してくる一冊です。
スポンサーリンク