小説・文学 『雲を紡ぐ』(伊吹有喜・著)レビュー|不器用な家族の想いは届くのか? 不登校になった少女が盛岡の祖父のもとで出会った伝統織物「ホームスパン」。糸を紡ぐ手仕事を通して、すれ違っていた家族の心も少しずつほぐれていく。言葉にできない想いが胸を打つ、静かで温かな再生の物語。 2026.01.25 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ
小説・文学 『月曜日の抹茶カフェ』(青山美智子・著)レビュー|“縁は種”が芽吹く、十二か月のやさしい連鎖 『月曜日の抹茶カフェ』は、京都と東京をつなぐ十二編の連作短編集。抹茶と和菓子、ささやかな言葉が人を結び、やがて物語は一周して温かな光に戻ります。心が落ち着く一冊。 2025.11.10 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ
恋愛・ヒューマンドラマ 『恋とか愛とかやさしさなら』(一穂ミチ・著)レビュー|婚約者の性犯罪を許せると思いますか? プロポーズ翌日、恋人が盗撮で逮捕されたらあなたはどうする?一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさなら』は、許す・信じる・理解するの限界を静かに突きつける恋愛小説。読後に重い問いが残る一冊。 2025.12.22 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ
小説・文学 『本を守ろうとする猫の話』(夏川草介・著)レビュー|なぜ「本には力がある」という一言がここまで心を揺さぶるのか? 本には力がある――そのシンプルなフレーズを、ここまで強烈に心に刻む物語はそう多くないと感じました。迷宮のようなファンタジーを通して、「読むこと」「考えること」「生きること」の関係をやさしく、しかし容赦なく問い直してくる一冊です。 2025.12.05 SF・ファンタジービジネス・教養小説・文学
小説・文学 『海賊とよばれた男(上)』(百田尚樹・著)レビュー|なぜ、この男の生き様は時代を超えて胸を打つのか? 敗戦直後の混乱の中、すべてを失いながらも日本と仲間のために立ち上がった国岡鐵造。信念と情熱で石油事業を切り拓いた姿は、現代に生きる私たちにも深い問いを投げかけます。圧倒的スケールの歴史経済小説(上巻)レビュー。 2025.11.24 メディア化・小説小説・文学本屋大賞受賞作歴史・伝記
ビジネス・教養 『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(上岡正明・著)レビュー|速さより定着が変わるのか? 『死ぬほど読めて忘れない高速読書』は、1冊を短時間で3回読み、アウトプットで定着させる読書法を提案します。目的を持って読む、要点をつかむ、行動に落とす流れが具体的。積読を減らし、学びを仕事や勉強に活かしたい人に向く一冊です。 2026.01.01 ビジネス・教養
本屋大賞受賞作 『かがみの孤城』(辻村深月・著)レビュー|傷だらけの中学生にそっと寄り添う“居場所”の物語 学校に行けなくなった中学生たちが、鏡の向こうの城で出会い、少しずつ自分と他者を信じ直していく物語『かがみの孤城』。繊細な心情描写と見事な伏線回収、涙を誘うエピローグまで、一気読み必至の成長物語でした。 2025.11.16 SF・ファンタジーメディア化・小説小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ本屋大賞受賞作
メディア化・小説 『舟を編む』(三浦しをん・著)レビュー|なぜ、辞書づくりの物語はこれほど心を揺さぶるのか? 辞書編集という地味に思える世界に、ここまでの情熱と人生が詰まっているのかと驚かされる物語。馬締光也と仲間たちが「言葉の海を渡る舟」を編む過程は、人の努力と誠実さの尊さを教えてくれる。本屋大賞受賞作の魅力をレビュー。 2025.11.21 ビジネス・教養メディア化・小説小説・文学本屋大賞受賞作
小説・文学 『二人一組になってください』(木爾チレン・著)レビュー|その一言は誰を殺すのか? 女子高の卒業式直前、「二人一組になってください」から始まるデスゲームが開幕。スクールカースト、いじめ、無自覚の悪意が暴かれる中で、彼女たちは誰と手をつなぐのか。 2026.01.24 サスペンス・ミステリー小説・文学
小説・文学 『鎌倉うずまき案内所』(青山美智子・著)レビュー|過去へ遡る“縁”の物語に心がほどける瞬間 青山美智子『鎌倉うずまき案内所』は、平成から昭和へと時間を遡る連作短編集。人々の縁と優しさが螺旋のように重なり、読後に温かな光を残す物語です。 2025.11.08 小説・文学恋愛・ヒューマンドラマ