今の高校が合わない。
学校へ行くのがつらい。
人間関係に疲れた。
もっと自分のペースで勉強したい。
そんなとき、選択肢のひとつになるのが通信制高校への転入だ。
でも、いざ調べ始めると、
「通信制高校に転入して後悔しない?」
「転校してから、やっぱり前の学校の方がよかったと思わない?」
と不安になる人もいると思う。
先に結論を言うと、通信制高校だから後悔するわけではない。
ただし、通い方や学習方法、単位、卒業時期などをよく確認せずに決めると、「思っていた高校生活と違った」と感じる可能性はある。
大事なのは、
今の高校を辞めることではなく、転入した後の生活まで想像して学校を選ぶこと。
ここでは、通信制高校への転入を考える前に確認しておきたいポイントを整理する。
通信制高校への転入で後悔しやすい5つのケース

転入前に特に確認しておきたいのは、次の5つ。
ひとつずつ見ていこう。
学習の進め方が思っていたものと違った
通信制高校というと、
「自分の好きな時間に勉強できる」
というイメージを持つ人も多い。
ただ、学校によって学習方法やサポート体制は違う。
転入前には、
「普段はどうやって勉強するのか」
「学習が遅れたときは誰に相談できるのか」
「自分で管理する部分はどのくらいあるのか」
まで確認しておきたい。
たとえばN高・S高・R高では、生徒の学習やスクールライフを支えるメンター制度があり、学習進捗や成績を確認できる「N Lobby」も用意されている。
通信制高校だからといって、すべて一人で勉強するとは限らない。
逆に言えば、学校名だけを見るのではなく、どんなサポートを受けられるかまで比較した方がいい。
通学スタイルが自分に合わなかった
通信制高校でも、通い方はひとつではない。
できるだけ自宅中心で学びたい人もいれば、
「毎日は難しいけど、週に何日かは学校へ行きたい」
という人もいる。
N高グループでは、リアルキャンパスについて週5・週3・週1+の通学スタイルが案内されている。
また、リアルキャンパスとオンラインキャンパスという選択肢も紹介されている。
だから転入先を選ぶときは、
「通信制高校に行くか」だけでなく、「どんな通い方をしたいか」まで決めておくことが大切。
たとえば、
- できるだけ自宅で学びたい
- 週1程度なら通いたい
- 学校へ通って友達とも交流したい
では、合う環境が変わってくる。
単位をそのまま引き継げると思っていた
高校を途中で転校するときに気になるのが、これまで取った単位。
特に高2・高3で転入を考えているなら、
「今までの単位は無駄にならない?」
「また最初から取り直すの?」
と不安になるところだ。
N高グループでは、転・編入前の学校の単位を引き継ぐことも可能と案内されている。 N高等学校・S高等学校・R高等学校.pdf
ただし、この公式資料だけでは、
「誰でもすべての単位をそのまま引き継げる」
とまでは確認できない。
そのため、
自分の場合にどのような扱いになるのかは、転入先へ確認しておいた方がいい。
特に確認したいのは、
- 現在までに修得した単位
- 転入後に必要になる単位
- 卒業予定時期
の3つ。
単位の扱いについて詳しく知りたい場合は、別記事で整理する。
→「通信制高校へ転入すると単位は引き継げる?卒業時期への影響」を読む
高3でも転入できれば予定どおり卒業できると思っていた

「高3からでも転入できます」
と言われると、
「じゃあ、そのまま3月に卒業できるんだ」
と思ってしまうかもしれない。
でも、転入できることと、希望する時期に卒業できることは分けて確認した方がいい。
N高グループの資料でも、
「途中入学でも同級生と同じ時期に卒業できるか不安」
という転入希望者の悩みが取り上げられている。
卒業時期については一人ひとりの状況によって異なる可能性があるため、
高2・高3から転入を考えるなら、出願前に卒業予定時期を確認しておく。
これが一番確実だ。
→「通信制高校への転入は高1・高2・高3いつまで?学年別に解説」を読む
進学・就職のサポートを確認していなかった
今の学校を辞めたい気持ちが強いと、
「とりあえず転校できればいい」
となりやすい。
でも高校生活は、転入したところで終わるわけではない。
卒業後に、
- 大学へ進学したい
- 専門学校へ行きたい
- 就職したい
- まだ進路が決まっていない
など、人によって目標は違う。
だから学校選びでは、
卒業できるかだけでなく、卒業後までどんな支援があるか
も確認しておきたい。
N高グループでは、中学校範囲の復習講座や大学受験対策、卒業後の進路支援などが案内されている。
進学を考えているなら、
「通信制高校から大学へ行けるか」
だけを見るのではなく、
自分が必要としている受験・進路サポートがあるか
を見る方が現実的だ。
「今の高校を辞めたい」だけで転入先を決めてしまった
ここはかなり大事。
今の学校がつらければ、
「とにかくここから離れたい」
と思うことはある。
でも、
今の高校を辞めることと、次の高校が自分に合っていることは別。
転入先をほとんど調べず、
「通信制なら何とかなるだろう」
と決めてしまうと、新しい学校で別のミスマッチが起きる可能性がある。
転入先を考えるときは、
「今よりマシそう」
だけではなく、
- どんな通い方をしたいか
- どんなサポートが必要か
- 卒業後に何をしたいか
- 学費は無理なく払えるか
- 単位や卒業時期はどうなるか
まで見ておきたい。
通信制高校への転入が合う人もいる

通信制高校そのものが良い・悪いという話ではない。
自分が求めている高校生活と合っているかどうか。
ここが大きい。
N高グループの公式資料には、
「自分の時間を持ちたい」
「課外授業に興味があった」
「大学進学のサポートに魅力を感じた」
などを理由に転入した生徒の事例が掲載されている。
つまり、
通信制高校へ転入すると後悔する
ではなく、
自分に合わない学校を選ぶと後悔につながりやすい
と考えた方がいい。
N高・S高・R高を候補にしているなら
N高グループでは、5,000名以上の転入生が在籍し、転入生の出願を随時受け付けていると案内されている。
さらに、N高・S高・R高については、公式資料上では本校の所在地と本校スクーリングに違いがあり、学べる内容や学費には違いがないと説明されている。
ただし、
「自分の単位はどうなる?」
「いつ卒業できる?」
「どの通い方が合う?」
といった部分は、個別に確認した方がいい。
N高グループを候補にしている人は、次の記事で転入条件や通い方を詳しく確認してほしい。
まとめ|「転校できるか」より「転校した後」を確認しよう

通信制高校への転入は、今の環境を変える選択肢のひとつ。
ただ、
「今の学校が嫌だから」
という理由だけで転入先まで決める必要はない。
転入する前に、
- どんな方法で勉強するのか
- どのくらい学校へ通うのか
- 単位はどうなるのか
- いつ卒業できるのか
- 進学や就職のサポートはあるのか
を確認しておこう。
通信制高校が自分に合うかどうかは、学校名だけでは判断できない。
転校した後にどんな高校生活を送りたいのか。
そこから考えると、学校を選びやすくなる。



コメント