DMG MORI やまと郡山城ホールってどんな施設⁇「文化会館・武道場・市立図書館」の使い方と楽しみ方

奈良県大和郡山市にある「DMG MORI やまと郡山城ホール」は、音楽ホール、武道場、市立図書館がひとつになった複合文化施設。

市民の学び、健康、そして文化活動を支える場として、子どもから大人まで幅広い世代に利用されています。

本記事では、各エリアの詳細や施設利用の方法、実際の口コミまで徹底解説します。

DMG MORI やまと郡山城ホールってどんなところ？

奈良県大和郡山市の中心部に位置する「DMG MORI やまと郡山城ホール」は、2001年に竣工された文化・スポーツ・教育が融合する複合施設です。

正式名称の由来にもなっているDMG MORIは、同ホールのネーミングライツ・スポンサーであり、地域文化支援の一環として名を冠しています。

この施設は大和郡山市民にとって芸術・学び・健康を支える生活インフラの一部であり、音楽や演劇の舞台となる文化会館、柔道・剣道・弓道が行える本格的な武道場、そして市立図書館という3つの機能をひとつの建物内に備えています。

近鉄郡山駅から徒歩7分、JR郡山駅からも徒歩圏内とアクセスも抜群で、駐車場は2時間まで無料で利用可能。

地域イベントの開催地としても多く利用されており、「郡山お城まつり」や「文化芸術祭」など、地元のにぎわいを支える象徴的な施設となっています。

• 住所：奈良県大和郡山市北郡山町211-3
• アクセス：近鉄郡山駅から徒歩約7分、JR郡山駅から徒歩約15分
• 駐車場：179台、2時間まで無料（延長は有料）
• 営業時間：9:00～21:30（文化会館・武道場）
• 休館日：火曜・第3水曜・年末年始（12/28～1/4）

やまと郡山城ホール「文化会館エリア」の特徴と魅力

やまと郡山城ホールの文化会館エリアは、地域文化の中心としてさまざまな催しが開催されており、音楽・演劇・講演会など多用途に活用されています。

メインの大ホールは1,005席を備えたシューボックス型で、クラシックコンサートやオーケストラ演奏に最適な音響設計がなされています。

舞台には走行式音響反射板やオーケストラピットを備え、舞台芸術全般に対応可能。

また、視界も良好で、最前列から最上段まで均等に観覧しやすく設計されています。

小ホールは309席の親密な空間で、ピアノリサイタルや落語会、市民サークルの発表会にも活用され、地域の文化活動の発表の場として重要な役割を果たしています。

その他、展示室やリハーサル室、会議室、レセプションホール、楽屋なども完備されており、出演者・主催者・来場者すべてが快適に利用できる環境が整っています。

定期的に開催される「天理第九演奏会」「奈良フィル公演」「わたぼうし音楽祭」など、地元住民に親しまれている公演に加え、全国ツアーの有名アーティストによるライブや舞台公演も数多く開催されています。

大ホール（1,005席）

• シューボックス型で質の高い音響。
• 走行式反射板やオーケストラピットを装備。
• クラシックや演劇、公演会、講演等、幅広く対応。

小ホール（309席）

• 親密なプライベート空間。
• ピアノリサイタル、市民寄席、サークル発表に対応。

その他の設備

• 展示室、リハーサル室、会議室、楽屋、レセプションホールなど充実。

主なイベント例

• 天理第九演奏会、奈良フィル演奏会、わたぼうし音楽祭、市民合唱祭や小中学校の音楽発表会など。

やまと郡山城ホール「武道場エリア」の設備と利用案内

文化施設としての印象が強いやまと郡山城ホールですが、実はスポーツ施設としても高い機能を備えています。

その象徴が、館内に併設されている武道場エリアです。

ここでは柔道・剣道・弓道という3種目に対応した本格的な道場が設けられており、学生の部活動から市民大会、初心者向け教室まで幅広く活用されています。

柔道場は全面畳敷きで、初心者の安全性にも配慮された設計。

剣道場は木製フロアで、打突時の足さばきと音の響きを重視した造りになっています。

弓道場は屋内型で、的場・矢道を備えた本格仕様。

天候に左右されず練習できる環境が整っています。

利用時間は9:00〜21:30（火曜・第3水曜休館）で、時間帯・種目ごとに利用料が設定されています。

教室は柔道・剣道・弓道すべてにおいて年齢別・レベル別で開催されており、小学生から高齢者までが参加可能。

初心者向け講座や体験イベントも充実しており、「気軽に武道にふれたい」という方にもぴったりの施設です。

また、地元の学校による武道大会や、市民スポーツ振興イベントも定期的に開催されており、まさに“文化とスポーツが共存する施設”としての役割を果たしています。

種目別の道場

• 柔道場：全面畳敷き、安全性重視。
• 剣道場：木床で正確な打突が可能。
• 弓道場：的・矢道完備の屋内構造で安定練習が可能。

利用時間・料金

• 利用可能時間：9:00～21:30（休館は文化会館と同様）
• 料金：柔道・剣道4時間3,300円／2時間1,650円、弓道2時間2,200円～（施設利用による）※要確認
• 申し込み：大和郡山市文化体育振興公社まで電話・Webより申請可能。

教室・大会

• 柔道・剣道・弓道の初心者講座あり。
• 小学生～大人まで参加対象。
• 市の武道大会・初心者体験会も開催。

大和郡山市立図書館の設備と利用方法

やまと郡山城ホールの建物内に併設された大和郡山市立図書館は、市民の学びと交流の場として親しまれています。

1階は一般書・雑誌の閲覧スペース、2階には児童書コーナーと読み聞かせスペースが配置されており、幅広い年齢層に対応した設計となっています。

蔵書数は約27万冊にのぼり、小説や実用書、学術書に加え、地元の歴史資料や郷土に関する書籍も充実。

閉架資料も予約を通じて閲覧・貸出が可能です。

市内在住・在勤・在学者は利用カードを作成すれば、8冊・2週間まで貸出可能で、専用Webサイトや館内端末を通じて資料の検索・予約も行えます。

また、開館時間は平日と土曜で異なり、日曜・祝日は17時までの開館。

火曜・第1・第3水曜、年末年始は休館日となっています。

ブックポストもホール入口と駐車場側に設置されており、閉館時でも資料の返却が可能です（CDや大型本など一部資料を除く）。

定例イベントとして、乳幼児向けの「えほんひろば」「だっこでおはなし会」、小学生向けの「かみしばい劇場」「こども図書館員体験」などが好評で、季節ごとに内容も更新されています。

読書だけでなく、図書館を通じた「人と人の交流」や「文化体験」の場として、多くの市民に利用されています。

大和郡山市立図書館の基本情報

• 住所：北郡山町211‑3（ホール内）
• 電話/FAX：0743‑55‑6600／0743‑55‑3216
• 蔵書：約27万冊（児童・一般・資料含む）。
• 開館時間：
  
  • 平日：9:30～19:00（※土曜日は～21:00）
  • 日祝：～17:00
• 休館日：火曜・第1・第3水曜・年末年始・特別整理期間。

大和郡山市立図書館の利便機能

• 貸出：2週間・8冊まで。市内在住・在勤・在学者が対象。
• ブックポスト2基（ホール入口・駐車場側）で閉館時返却可能。公共施設（アピタ、イオン等）返却も可。
• オンライン予約・蔵書検索対応。

大和郡山市立図書館のイベント例

• えほんひろば、かみしばい、だっこでおはなし会など乳幼児向け。
• こども図書館員体験（夏休み）、ビブリオバトル、朗読会など大人向けも随時実施。

大和郡山市立図書館の文化・学び・健康を融合する施設としての魅力

やまと郡山城ホールは、単なるコンサートホールではありません。

大ホールや小ホールといった文化施設に加え、スポーツができる武道場、さらに知的活動の拠点である市立図書館までが一体となった、全国でも珍しい“複合型文化施設”です。

このような施設構成により、「音楽を楽しんだあとに図書館で本を借りる」「武道教室のついでに子ども向け読み聞かせに参加する」といった“文化・学び・健康”を横断的に体験できる導線が実現されています。

高齢者にとっては生涯学習や健康維持の場として、子育て世代にとっては子どもと一緒に安心して通える場所として、そして若者にとっては表現や発表の場として、それぞれが自由に活用できる開かれた空間です。

アクセスの良さや無料駐車場の整備、施設全体に漂う清潔感と親しみやすさも、幅広い世代から支持される理由です。

こうした多面的な機能が一カ所に集約されていることで、「わざわざ別の場所へ行かなくてもよい」という利便性も生まれています。

まさに、“郡山の知と文化と健康をつなぐ中心地”。

やまと郡山城ホールは、大和郡山市民にとって、日常と非日常の交差点となるような場所であり続けています。

やまと郡山城ホール関連の問い合わせ先一覧（電話番号）

やまと郡山城ホールってどんな施設⁇まとめ

「DMG MORI やまと郡山城ホール」は、大和郡山市の文化・教育・健康の中心地として、高い汎用性と快適さを兼ね備えた施設です。

予約・アクセス・利用方法も整備されており、誰でも気軽に訪れ、学び、体験できる場所となっています。

詳細や休館日等は上記問い合わせ先にてご確認の上、ぜひ一度ご利用ください。

やまと郡山城ホール

「DMG MORI やまと郡山城ホール」は、地域の皆さまに様々なかたちで参加していただける文化会館をはじめ、図書館、武道場が一体となった総合施設です

www.ykjohall.jp