最近、スマホに「+1844」から始まる国際電話番号からの着信が増えているという報告が相次いでいます。
この記事では、実際に寄せられた体験談を元に、このような詐欺の手口とその対策について解説します。
実際の体験談:自動音声に要注意
ある方の父親が「+1844」からの電話に出たところ、自動音声が流れ、「1を押してください」と指示されました。
しかし、そばにいた家族が「詐欺かもしれない」と感じ、すぐに電話を切りました。
このような電話に出ただけで高額な電話料金が請求される可能性があるのかという不安が多くの人に広がっていますが、実際には電話代が請求されるケースはほとんど報告されていません。
詐欺の手口とは?
「+1844」などの国際電話番号を使った詐欺の多くは、自動音声で「未納料金があります」「法的措置を取ります」などと脅し、ボタンを押させてオペレーターに繋ぐ仕組みです。
その後、個人情報を聞き出し、さらに支払いを要求してくることがあります。
この手口は、ランダムに大量の電話をかけて、応答した人だけをターゲットにする効率の良い方法として詐欺師たちに利用されています。
どう対処すべきか?
- 知らない番号からの着信には出ない: 特に「+」から始まる国際電話番号には要注意です。
- 自動音声の指示に従わない: 「1を押す」などの指示は無視し、すぐに電話を切りましょう。
- 着信拒否の設定をする: 不審な番号はすぐに着信拒否リストに追加して、今後のリスクを減らしましょう。
- 情報を家族と共有する: 特に高齢の家族には、詐欺の手口について話し合い、注意を促すことが大切です。
まとめ
「+1844」から始まる電話番号を含む国際電話詐欺は、巧妙で多くの人が巻き込まれる可能性があります。
しかし、知らない番号には出ない、自動音声に従わないなどの基本的な対策を徹底することで、被害を防ぐことができます。
家族でこれらの情報を共有し、日常から備えておくことが重要です。
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